Promised Night 3








 明日はクリスマスイブという今日、街中は言うに及ばず、キャンパス内までもが浮かれているようだった。
 毎年恒例のことだが、ちょうど学生会館前に植えられている針葉樹が大きなクリスマスツリーとして、電飾もにぎやかに飾りつけられている。
 日に日に寒さを増す冬の空気に肩をすくめて白い息を吐きつつ、太公望はちらりとその華やかな空間を見やり、研究室を目指して足早に通り過ぎた。
 クリスマスシーズンの持つ明るい雰囲気は嫌いではないが、太公望自身はクリスチャンではないから、クリスマスだからといって何か特別なことをしようという気にはならない。
 ごく普通に、家族がいた子供の頃はケーキと親からのプレゼントにはしゃぎ、家族を亡くしてからは、引き取ってくれた元始天尊の家族や友人たちと、それなりに楽しいクリスマスを過ごしてきた。
 そして、今年のクリスマスも、毎年と同じように、他の独身教授たちとの飲み会から呼び声がかかっている。
 その中で一つだけ、いつもと同じでなかったのは。
 その誘い方だった。
 誰も彼もが、気遣いと困惑をのぞかせた曖昧な優しい表情で。
 昨年までの、不参加は何があっても許さないとばかりの強引さはどこにやったのか、良かったら来ないかと、控えめに声をかけてくる。
 だから、こちらもどんな表情をするべきなのか判断に悩みながら、曖昧に笑ってうなずくしかなかった。
「仕方がないのだろうがな……」
 何のかんのと言いながら、結局お人好し揃いの面々を思い浮かべて、太公望は溜息をつく。
 皆が、自分たちのことをひどく心配していてくれることは分かる。
 けれど、今はそれらの優しさも、煩(わずら)わしいとまでは言わないものの、居心地が悪いのだ。
「いっそのこと、わしも開き直れば良いものを……」
 自分は所詮、恋愛には向かない体質なのだと。
 もう別れると、きっぱり宣言してしまったら。
 少しは楽になれるだろうかと考えて、首をかしげる。
 だが、それならそれで、また彼らは色々と騒ぎ、心配をしてくるに違いなく、結局何も変わらないかと微苦笑が零れた。
 しかし、苦笑はまたたく間に自嘲の笑みに変わって。
「──わしはずるい、な」
 人気の少ないキャンパス内を鈍い足取りで歩きながら、ポツリと太公望は呟く。
 ───本当は、楊ゼンが結婚話を持ち出したら、その時点で終わりにするはずだった。
 あの一途な性格をした青年が、付き合いを続けたくないわけではないが、結婚はしたくないなどという身勝手な要望を受け入れられるはずがないと分かっていたから、人生を共にするのは無理だと思った時から、ずっとそう心に決めていたというのに。
 あの朝、一番最後の決断は楊ゼンに任せる言動で、会話を終わらせてしまったのだ。
 それ以来、彼とは顔を合わせもしなければ、電話やメールなどの一切のやりとりをすることもない。
 もちろんそれは、あんなひどい言葉でプロポーズを断った以上、どんな顔をして何を話せばいいのか分からないからであり、また、楊ゼンの方からも一切の連絡がないからだが、しかし、そんな自分の態度はあまりにも不実ではないのか、と太公望は今更ながらに唇を噛む。
「……ちゃんと言わねばのう」
 感情に押し流された結果とはいえ、この一年近い間、楊ゼンと共にいて楽しかったのは本当なのだ。
 小さな喧嘩やすれ違いは幾つもあったが、惜しむことを知らない彼の優しさはいつでも傍に感じていたし、その温もりに包まれて、確かに幸せだった。
 自分が変わることを望んでいたわけではないが、彼が傍にいてくれたからこそ、長い間越えられなかった壁を一つ、越えることもできたのである。
 どれほど愛されていたかは分かっているつもりだし、楊ゼンを大切だと思う気持ちも、何も変わってはいないのだ。
 もう来たるべき時が来たのだと思いはしても、だからといって、不必要に彼を傷付けたいわけではない。
 顔を合わせたくない気持ちは否定できないが、だからといって、このまま逃げ続けて自然消滅を狙うような真似をしてもいいとは、とても思えないのである。
 もっとも、楊ゼンの気持ちを思えば、もしかしたら、決定的な言葉を告げない自然消滅の方が優しい終わり方なのかもしれない。
 が、この一年間に彼がくれたものに感謝をするのであれば、きちんと別れを言うべきであるように太公望には思えた。
 けれど。
「別れる、か」
 そっと呟いた途端。
 思わず寒さが身に染みて、体が震える。
 初めて気付いたような気がする北風の冷たさに、また一人に戻るだけのことなのに、この先、春が来ても夏が来ても、もう隣りには誰もいないのだと、不意に優しい夢から覚めてしまったような気分に襲われて。
 太公望はきゅっと唇を噛み締めた。
「これまで十年以上も、ずっと一人だったではないか。それが何だというのだ……」
 想いを踏みにじっておきながら、今更未練がましいことを思うなと、そんな自分を強引に叱咤して、太公望は立ち止まる寸前にまで鈍くなっていた歩みをいつもの速さにまで引き上げ、研究室への近道ルートへと向かう。
 むやみに広い崑崙大学のキャンパス内を移動するのに、ほとんどの学生は自転車を使っており、体面を気にするということを知らない教授陣の多くも、学生に混じって元気に自転車で構内を走り回っている。
 が、太公望は自転車を買いに行く面倒を省いた結果、いつでも徒歩で学食や図書館、研究室の間を移動していた。
 歩くこと自体嫌いではないし、緑の多いキャンパス内は、むしろ徒歩の方が季節の移り変わりを発見できて面白いのである。
 特に太公望が気に入っている、崑崙大学の敷地の中央からやや西寄りにある『思索の森』と名づけられた小さな森林公園のような雰囲気の一角は、キャンパス内の各方面への抜け道ルートでもあるのだが、未舗装で地面に木の根が張り出しているため、普通の自転車で走り抜けることは難しい。
 お節介焼きの友人たちは時々、自転車を買ったらどうだと勧めてくるのだが、太公望にしてみれば、徒歩には徒歩の良さがあるのだった。
 ほどなく、いつもと同じ経路を行く太公望の目の前に、その『思索の森』の落葉樹と常緑の入り混じった木立が現れる。
 いつもはぽつぽつと人影があるここも、さすがに年の暮れの迫ったこの寒空には、ほとんど人通りがない。
 木の根が張り出したでこぼこの足元を見つつ、もう何も考えないようにしながら、木立の間を縫って、いくらか歩いた時。
「───?」
 ふと聞き覚えのあるような声が聞こえて、太公望は眉をひそめた。
 経済関連書籍の大御所である出版社から依頼された論文の締切も近づいてきており、今日はそれほど暇というわけでもないのだが、何となく気を引かれて、ゆっくりとそちらの方へと近づいてゆく。
 と、距離が縮まるにつれ、声の主は二人、それも若い男と女であることがはっきりと聞き取れるようになった。
 そっと足音を忍ばせつつ、大きな楠の影から覗いて。
 ───やっぱり……。
 よく見知った顔に、太公望は小さな溜息をついた。






 どうやら仲睦まじく語らっているわけではないということは、最初に耳に届いた声の調子から気づいていたが、木立の向こうの二人は、予想していたよりも感情的になっているようだった。
 立ち聞きするのは良くないと思いつつも、放っておけずに、もう少し太公望は彼らに近付く。
 お互い頭に血が上っているらしい二人は、そんな傍観者の存在に気づく様子もなく、言い争っている内容を明確に聞き取ることができる距離で、太公望はひっそりと立ち止まった。
「……別に何だっていいだろ? しつけぇなあ」
「良くないわよ。一体どういうつもりなの、こんなに講義を休んで……」
「大丈夫だよ、そんなもん」
「去年だって、そう言いながら単位を落としたんでしょう。この大学はそんなに甘くないのよ。今年は頑張るって言ったのに、約束を破るつもりなの?」
「だから、違うって言ってるだろうが」
「何が違うのよ」
「だから別に、俺は単位を落とすつもりで講義をサボったわけじゃねぇよ」
「つもりがなくったって、三回も連続でゼミを休んでいい訳がないじゃない! 何考えてるのよ、あなたは!?」
「うるせぇな!」
 少女の責める口調に苛立った青年の様子に、まずいな、と太公望は思う。
 が、割って入る間もなく、
「たかがゼミの授業だろ!? ちょっと休んだくらいで、何でいちいち、俺がお前に行動をチェックされなきゃならねぇんだよ!? お前の許可がなきゃ、俺は何もしちゃいけねぇってのか? 女房面して、あれは駄目これは駄目ってうるせぇんだよ!!」
 青年が少女に向かって声を荒げた。
 その激しい剣幕に、少女は驚いたように目をみはって立ちすくむ。
 出て行くタイミングを掴めなかった太公望は、目の前の展開に内心、舌打ちをしつつも、黙って二人を見つめる。こうなってしまっては、後は彼ら自身に任せるしかない。
「……私…」
 出歯亀の存在に気付かないまま、気まずい顔を押し隠しつつ不機嫌にそっぽを向いている青年を、呆然と見つめていた少女が口を開いた。
「私、そんなつもりで言ってるわけじゃないわ。ただ、来年もあなたと一緒に……」
 頼りなげに揺らぐ声が、ふっと途切れて。
 大きくみはったままの少女の瞳から、不意に涙が零れ落ちる。
「え……」
 その涙に気付いて、青年が小さな驚きの声を上げた瞬間。
 少女は身を翻して、駆け出した。
「おい、邑姜!」
 小柄な後ろ姿は、呼びかける声も振り切って、あっという間に木立の向こうに消える。
 その後を追おうかと足を動かしかけて、青年は結局一歩も動けず、もどかしげな表情で唇を噛んだ。
 そんな彼に、今度こそ盛大に溜息をついて。
「何をやっとるんじゃ、おぬしは」
「太公望!?」
「先生と呼べ、先生と。これでもわしは講師だぞ」
 太公望は身を潜めていた樹の影から、姿を現した。








「ほれ」
 行きがかり上、放っておくわけにもいかず、教授棟の自分の研究室まで引きずってきた青年に、インスタントコーヒーのマグカップを渡す。
「───サンキュ」
「ありがとうございます、だろうが。目上の相手には、もうちっと敬意を払うことを覚えぬか」
「その顔で言われてもなぁ。年だって俺より一つ上なだけじゃん」
「ダァホ。将来、人の上に立とうという人間が、相手を見かけで判断してどうする」
 向かい側のソファーに腰を下ろしながら、軽く叱り付けて。
 太公望は手にしていた自分のカップのコーヒーを、一口飲んだ。
 そして、改めて目の前の相手を見つめる。
 所属学部は違うものの、血縁の少女の交際相手であるこの青年とは、学内で時折顔を合わせて言葉を交わすこともあり、性格や家庭環境についても、多少のことは太公望も知っていた。
 名を姫発という彼は、さすがにしっかり者の邑姜が選んだ相手だけあって、気質は悪くないし、外見もそれなりの青年である。
 ただ、裕福な家に生まれて、甘やかされて育った影響か、少々享楽的で我慢が足りないところがあるのだ。
 邑姜と付き合い始めてからは、かなり本人も努力して素行を改善しつつあるものの、いまだに今日のように恋人を怒らせることが珍しくない。
 とはいえ、今回はちょっと深刻だな、と内心で太公望は嘆息する。
 邑姜が怒っているのは、このカップルにとっての日常光景だが、しかし、彼女が心底感情的になることは滅多にないし、ましてや涙を見せたことはこれまでに一度もなかった。
「最初に言っておくが、邑姜は相当、おぬしを心配しておったぞ。そのことを念頭に置いて、何か言うことがあるなら言ってみよ」
「……なんで、あんたが知ってんだよ」
「何日か前に学食で偶然、邑姜を見かけてのう。妙に沈んだ様子だったから、声をかけたのだ」
「……あんたも相当、お節介だよな」
「阿呆。口うるさいことを言われたくなければ、最初から心配をかけるような真似をするでない」
 まるで自分に言っているようだと思いながらも、表情には出さず、太公望は青年──姫発をいなす。
 そんな太公望の内心に気付くはずもなく、彼は困惑したというより、途方にくれたように眉をしかめた。
 そのまま、しばらく待っていると。
「………あのさ」
 目線をローテーブルに落としたまま、ぼそぼそと姫発は話し出す。
「明日、クリスマスだろ」
「正確にはイブだがな」
「同じことだって。でさ、クリスマスには、やっぱりプレゼントが付き物だろ? せっかくのイベントなんだし」
「……おぬし、まさか」
 それだけの会話で話の展開が見えて、太公望は手に持っていたカップをテーブルの上に置いた。
「秋頃から何がいいかなと思っててさ。やっぱ、せっかくやるんだから喜んで欲しいじゃんか」
 多少決まり悪げな顔をしながらも、姫発は続ける。
「それで先月の終わりにたまたま、友達(ダチ)と遊び行った時に見付けてさ」
「………一応聞くぞ。何をだ?」
「……指輪だよ。ピンクのダイヤのついたやつ。見た途端に、邑姜に似合うと思っちまって」
 なるほどと思いつつも、太公望は正直、呆れかえる思いを隠せなかった。
「で? 少々値の張るそれを買うために講義をサボってバイトをして、なのに、サボりを邑姜に怒られて、かといって今日理由をバラすわけにもいかず、逆ギレしたわけか?」
「だってよ……!」
「だってもくそもないわ。講義をサボれば邑姜が心配して怒ることくらい、最初から分かっておるだろう。良い物をプレゼントしたかった気持ちは分かる。だが、それでは本末転倒であろうが」
「───…」
 反論できずに口をへの字にする青年に、太公望は溜息をつく。
「まぁ、そう言ったところで後の祭りだ。やってしまったことは仕方がないし、幸い、取り返しがつかぬというほどの失敗ではない。──そろそろ頭は冷えたか?」
「ああ」
「なら、邑姜に謝りに行け。今回は、全面的におぬしが悪いのだからな。そして許してもらえるようなら、年明けの試験まで死に物狂いに勉強して、レポートも真剣に書くことだ。来年、邑姜が先輩になってしまったら、男の沽券にかかわるであろう?」
「だから、勉強は最初から冬休みにやるつもりだったんだって。一緒に卒業しようって、あいつとの約束を破る気なんかねぇよ」
 姫発は真面目な顔で反論してくる。
「だったら、わしにではなく邑姜にそう言ってやらぬか」
「そうだよな」
 大きくうなずいて、姫発は立ち上がる。
「じゃ俺、行くわ。……多分、邑姜のやつ、まだ泣いてると思うし。あいつ、普段気が強い分、一回泣き出すとなかなか止まらねぇんだ」
 少しだけ優しい口調で言った姫発に、太公望はふん、と鼻を鳴らす。
「今回は大目に見てやるが、あまり泣かせるでないぞ。一応、邑姜はわしの妹のようなものだからのう。あんまり態度が悪いようなら、おぬしの担当教授にチクって来年、卒業できぬようにしてやるからな」
「別に泣かせたくて泣かせてるわけじゃねぇよ!」
「なお悪い」
 言いながらも、ソファーに腰を下ろしたまま、太公望は笑みを浮かべる。
 すると姫発も、ようやくいつもの彼らしい闊達さを取り戻した顔で、笑った。
「ま、とにかく死ぬ気で謝ってくるよ。あいつと卒業できなかったら困るからな。第一、これ以上留年したら、いい加減親父に勘当されちまうし」
 そして、立ち上がる。
「じゃあな、先生。コーヒー、インスタントにしちゃ美味かったぜ」
「だから、目上には警護を使え。馬鹿者」
 叱り付けながらも、慌しく出てゆく背中を見送る。
 そしてドアが閉まった後、小学生のように廊下を走ってゆく足音を聞きながら、太公望はゆっくりと顔の笑みを消した。
「──わしもよく言うのう」
 自分のことを棚に上げて恋愛相談とは、と自嘲気味に呟く。
 喧嘩が絶えないとはいえ、邑姜も姫発も本当に真剣に互いのことと将来を考えている。そもそも喧嘩が多いのも、いつでも正直に言葉をぶつけ合っているからだ。
 そんな彼らに自分がものを言う資格があるのかと、冷めかけて目に見えるか見えないかの微かさで立ち上るコーヒーの湯気を見つめ、溜息をついた時。
 ───携帯の着メロが鳴った。
 立ち上がり、椅子の背に放り出してあったコートのポケットを探って。
 小さな液晶画面に表示された、発信者の名前を見た瞬間。

 太公望は息を呑んだ。

「────」
 一瞬、息が止まったのではないかとさえ思う。
 身動きすることもできず、よく見知った名前を凝視する間にも、しかし速いメロディーは切れることなく流れ続けて。
「あ……」
 留守電の設定をOFFにしてあるのだとはっと我に返り、何度か小さくためらいながらも。
 太公望はこわばる指で、受信ボタンを押した。
「───はい」
『ああ良かった。繋がった』
「え……?」
 途端、聞こえてきたのは。
 ──予想とは違う、けれど若い男の声。
 思わず激しく混乱しかけた太公望を、相手の次の言葉が救った。
『驚かせてすんません。俺、韋護っちゅー者です。何度か学内の芝生の所で、先生と顔を合わせたこともあるんスけど……』
「あ…あ、覚えておるよ」
 答えながらも、何故、という言葉が太公望の脳裏を猛スピードで駆け巡る。
 何故、その韋護が。
 何故、彼の携帯から。
 ──何故、この携帯に?
『電話でごちゃごちゃした話すんのは嫌いなんで、手っ取り早く言わせてもらいます。忙しいとこを悪ぃんだが、今すぐ、うちのガッコの大学病院まで来てほしいんスよ』
「え……?」
『病室は南棟4階の4021号室。俺が廊下で待ってるんで』
 言うだけ言って、じゃあ、と韋護はあっさり話を終わろうとする。
「あ、待て…!」
 慌てて太公望が呼びかけた時には。
 既に、電話は切れていた。
「病院……?」
 手の中の小さな機械を見つめ、太公望は状況を把握できないまま──否、分かっていても理解したくなくて、呆然と呟く。
「大学、病院」
 何故、という言葉も、もう浮かばないまま。
 ゆらりと室内に彷徨った視線が最後に手元に落ちて、携帯を取り出した時から抱えていたままのコートに留まる。
「4021号室……」
 行かなければ、と口の中で呟いて。
 機械人形のようにぎこちない動きでコートを羽織り、ポケットに携帯電話を突っ込んで。
 太公望は弾かれたように、研究室を飛び出した。






to be conthinued...










邑姜と姫発のカップルは楊太の次に大好きです。本当にこの二人は可愛いvv
もっと書きたいんですけど、時間が、ねえ。
ついでのようですけど、韋護も好きですよ。ただ、彼は喋り方が未だに掴めません。毎度、悩みまくっては台詞の微調整を繰り返すんですが……はてさて。





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